■
「ビジネス文章力」を鍛えるということで
「考える着技術・書く技術」著:バーバラミント
を読みました!
本を読み学んだことをまとめていきたいと思います。
今回のテーマはビジネス文章を書く際に大切なことと、その実践方法についてです。
ビジネス文章を書く際に大切なこと
早速結論ですが、ビジネス文章を書く際に大切なことは、「文章全体の組み立てを行うこと」「読み手の関心を理解すること」の二つだと学びました。
なぜ必要か
なぜ必要かというと、読み手が本当に抱えている課題に対する、書き手の解決策を正しく伝えるためです。
具体的には、文章全体の組み立てができていないと、何が書き手の主張なのかが読み手に伝わりません。つまり、書き手の解決策が読み手に正しく伝わりません。
また、読み手の関心が理解できていないと、読み手の関心からはずれた文章となってしまいます。つまり、読み手が本当に抱えている課題に触れることができません。
どうやって実践するか
では「文章の組み立て方法」と「読み手の関心を理解する方法」とはどういうことか
それぞれ説明していきます。
文章の組み立て方法
文章の組み立ての手順は3段階あります。
一段階目
一段階目では、文章全体の大きな流れを書きます。
この流れとは段落の構成のことです。
注意点
文章全体の流れを書く際の注意点は以下2つです。
・段落の構成は主張、説明、まとめの順番を必ず守る。
・「主張」「説明」「まとめ」それぞれの中身は、「書き手が一番伝えたいこと」「主張の根拠・具体例」「書き手が一番伝えたいこと」を書く。
二段階目
二段階目では、段落の中身を書きます。
注意点
段落の中身を書く際の注意点は以下3つです。
・段落内で一番伝えたいことを、段落の冒頭に書く。
・段落内は、2文以下におさめる。
・2文以上になる場合は接続詞でつなぐ。
三段階目
三段階目では、文の中身を書きます。
注意点
文の中身を書く際の注意点は以下3つです。
・文の構成は、主部+述部の形を守る
・曖昧な言葉は使わない 例)深刻化、しっかりと
・文章の末は体言で終わらせない。
以上が、文章の組み立ての手順です。
読み手の関心を理解する方法
読み手の関心を理解する方法には、OPQ分析というものを使います。
OPQ分析とは
OPQ分析とはOがobject(目的・目標)、Pがproblem(課題)、Oがouestion(疑問)を分析することを意味します。
OPQ分析の手順
OPQ分析の手順は以下の通りです。
1.読み手の情報からOを想像する
2.Oに到達できないPを特定する
3.Pに対する読み手のQを特定する
読み手のQに対する書き手の答えが、文章の主張となります。
以上がビジネス文章を書く際に大切なことと、実践方法です。
かなり大枠の部分しか執筆できなかったので、投稿を見てくださった方はぜひ、
「考える着技術・書く技術」を読んでみてください!
ご視聴ありがとうございました!